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火災保険の真実:あなたが知らなかった意外な事実

はじめに

皆さん、こんにちは!今日は、多くの人が誤解している火災保険について、ちょっとした真実をお話ししたいと思います。「自分は火事を起こさないから大丈夫」と思っていませんか?実は、そんな考えは大きな落とし穴かもしれません。一緒に、火災保険の本当の重要性を探っていきましょう!

火災保険の意外な真実

「もらい火」って知ってますか?

火災保険は自分が火事を起こした時だけのものじゃないんです。実は、隣の家や上下階の住人が起こした火事による「もらい火」や、その消火活動による被害まで、自分の火災保険でカバーする必要があるんです。驚きですよね!

なぜ火元に賠償請求できないの?

ここで疑問が湧いてくると思います。「どうして火事を起こした人に賠償してもらえないの?」。実は、日本には「失火責任法」という法律があるんです。この法律のせいで、もらい火(延焼)で家が燃えても、火元に損害賠償請求ができないんです。つまり、自己負担で復旧しなければならないんです。家の復旧費用はとてつもなく高額になることが多いので、自己資金だけでは対応できないことがほとんど。これが、私が火災保険の加入をお勧めする大きな理由なんです。

「重過失」って聞いたことありますか?

確かに、火元の「重過失」が認められれば賠償請求できるんですが、実は日本の火事の99.9%は重過失が認められないんです。つまり、火災保険に入っていなければ、ほぼ確実に自己負担で対処することになるんです。

地震保険:もう一つの重要な保険

火災保険だけじゃダメなの?

ここで注意したいのが地震の問題です。実は、地震が原因で発生した火事には、通常の火災保険が適用されないんです。そのため、地震による損害に備えるには、別途地震保険に加入する必要があります。

地震保険のポイント

  1. 火災保険の保険金額の30%~50%で設定
  2. 火災保険と一緒でないと加入できない
  3. 所得税控除の対象になる(所得税、住民税)

ちなみに、2006年の税制改正で火災保険は所得控除の対象外になったんですが、地震保険はまだ対象なんです。年末調整や確定申告で、支払った地震保険料に応じて一定の所得控除が受けられるんです。お得ですよね!

保険の見直し:今こそチェックのタイミング

最後に、とても大切なポイントをお伝えします。火災保険も地震保険も、最長で5年契約なんです。近年の自然災害の増加を考えると、今どんな火災保険に入っているのか、確認することがとても重要です。

まとめ

いかがでしたか?火災保険って、思っていた以上に大切なものだということがわかりましたよね。自分の身を守るためにも、もう一度保険の内容を見直してみてはいかがでしょうか。きっと、新しい発見があるはずです!

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